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あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

はい、というわけで年が明けてしまいました。この度の年末年始はですね、大阪の友とキャンプに行ってまいりました。
富士山の見えるキャンプサイト、ふもとっぱらと本栖湖の二泊三日のキャンピンキャンプフラッシュでした。

まず大晦日から元旦にかけてのふもとっぱらから。
31日の丑三つ時を過ぎた頃から動き出し、東京から中央道を通って大月ジャンクションを左に向かって富士急ハイランドを抜けて青木ヶ原の樹海をしり目に富士宮道路を南下する感じでふもとっぱらに向かいます、向かいました。というか私は助手席にいたので連れてってもらっただけなのですが。
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サイトの入り口
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朝もやの中から見上げる富士山

ふもとっぱらのキャンプ場はとても広くて人もたくさんいました。なんかこうフェス感ていうのかな、フェス感がはんぱない感じ?そんな感じ。
なので「自然!」ていう感じはあまりしなくて、どちらかというと屋外フェスに遊びに行くような感覚っていうか。わかるかな、この感じ‥
とにかく人が多くてワイワイ楽しいだだっ広いキャンプ場でめちゃくちゃきもちいい場所なので混んでても楽しめるというか「むしろ混んでるほうが楽しい」みたいなちょっと特殊なキャンプ場でした。おトイレ綺麗だし。
聞けば『聖地』だとか言われているそうです。ふもとっぱら。
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ふもとっぱら
今回お世話になった友所有のテント

テントはノルディスクのなんとかいうモデルでコットン製の立派なテントでした。タープもいっしょ。
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オートキャンプならではの快適装備っていうのかな、普段私なんかが電車で奥多摩に行くような装備とは次元が違います。なにせ中にレインボーストーブが置いてあったりして、「もうこれウチより快適やん」とかそんな感じでした。
ふもとっぱらでは風が強くて焚き火も危うい感じでしたので、テントの中にあるストーブはまるで御神体のように尊い存在に感じました私には。
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御神体の炎
炎の揺らめきが鉄雄君のスペシャルパターンとアキラのスペシャルパターンとの比較のシーン(わかるやろ?)みたいで思わず顎に手を当て「すぱらしい‥」という声が出ます。出ました。「こんな装備を‥!」と私が驚いていると、「これが大人の力だよ」としれっと返されました。
「チートやん」


装備といえば今回私もいろいろなものを持って行きました。今回その中でとりわけ便利だったものだとかをいくつか紹介してみようと思います。まずはヘッデン。ヘッドランプです。以前奥多摩に行った時にヘッドランプがあったほうがいいなと思っていまして、今回のキャンプをきっかけに用意してみました。
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ThruNite
TH20

ヘッドランプはいろんなとこからいろんなランプが出ていますが、私は単三電池一本で光るやつが欲しかったのでこれを選んでみました。国内ブランドのコンパクトなランプも候補にあって、機能的にはおそらく同様なのでしょうがアルミの質感がなんだか素敵だったのでこちらのスルーナイトを選んでみました。国内メーカのものは躯体がプラスチックで軽くて良さそうだったのですが、質感がなんだかハッピーセットみたいだったのでこれではちょっと愛着が持てそうにないなと感じてしまいましたので、ちょっと重くてもこちらのアルミのかっこいいほうにした次第です。
これをですね、本来頭にパチンとくっつけるためのバンドをめいっぱいゆるくして、首に蝶ネクタイみたいに着けるという使い方が具合良かったです。冬なのでダウンのジャケットだとか、例えばフードがなくても分厚い襟が立ってたりしますよね、あとネックウォーマとか。それらをまとめてゴムでいい感じにキュッと首元を締める感じに装着するわけです。この使い方がほんとおすすめなので試してみてほしいです。ヘッドランプを首につけるのでネックランプになってしまいますが。
電池一本なので光量はそれなりですが、夜なので暗くて当たり前です。最低限の光さへあれば充分です。スペックに気を取られているとついつい、より値の優れたものが欲しくなってしまいますが、そこはそれぞれのセンスにも拠るところなのでしょうけれど、私は基本的に夜の暗さが好きです。いたずらに闇を照らすなかれなのです。

次。ハリオのドリッパ。
私は家でよくコーヒーを飲むのですが、キャンプに行っても同じようにコーヒーを飲みたい人なので同じように淹れる為のドリッパを持っていくことにしました。普段家で使っているドリッパは陶器製なのでキャンプに持っていくには割ってしまうリスクや何よりもその重さがネックになってきます。(今回はオートキャンプなので軽さは然程重要ではなかったのですが‥)そこで同型異素材のプラスチックのタイプを改めて購入して持って行きました。
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HARIO VD-01T

これの良いところは軽くて¥400そこそこで買えてそれなりに丈夫っていうところです。チタンマグに直接乗せて使います。透明なのでコーヒーがどれくらい落ちたかなんとなくわかりそうなところもポイント高いところです。(実際には湯気の水滴で中はあまりよく見えないのですが)
あとそう、チタンマグ、スノーピークのチタンマグの300ですが、あれ別売りの蓋がやっぱり¥400くらいであって、あれ冬には必需品だと思って間違いないです。なにせ氷点下なので熱伝導率の高い金属の中身はすぐに凍る感じです(アルミのヤカンの中の水とかあっという間にカチカチ)なのでシングルウォールのマグだとすぐに冷めてしまいますからチタンマグはちょっと奮発してダブルウォールのタイプにしてしっかり蓋ができるようにしておくと快適です。少なくとも家の中と同じくらいには熱いお茶の温度を氷点下の湖畔でキープできましたから、損はないと思います。

あとシェラカップってあるじゃないですか、あれちょっと気になってて。あれ結構みんな持ってるけど何に使うんかな‥ってずっと気になってました。
私あれ持ってなくて。そのうち買おうかな、と思いつつ早幾年。で、今回ですね、あれは結局買わなかったのですが、木のお椀を持って行ったんです。お味噌汁だとかご飯をよそって食べる時に使うやつ。あれが今回とても大活躍しました。SEIYUで買った普通の木のお椀です。これね、軽いし安いし落としても割れないし持ちやすいし、何より中のものが冷めにくくかつ熱を持つ手に伝えにくいというね。直接火にかけたら燃えてしまいますが、火にかけるのは別にクッカやフライパンだとかがありますからね。木のお椀、ちょっとおすすめです。
キャンプの食器ってステンレスとかアルミとかチタンとかとにかく金属のものばかりなので今回みたいな真冬の寒い夜だとかにはちょっとした温もりでも尊く感じたりするんですよね。火にかけるものは別のギアでと割り切って、木のお椀、使ってみてはいかがでしょうか。
で、次は金属です。金属のポット。銅の重いポットでこれは普段私が家で使ってるやつです。今回車だったので荷物の中に紛れ込ませていきました。
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カリタの銅のポットなのですが、1〜2人用にちょうど良いサイズでドリップのコーヒーを淹れるのにもってこいのそそぎ口をしています。これがとても使いやすくて一人の時も少々重くてもがんばって持っていきたいアイテムです。銅の熱伝導率の高さからお湯もすぐに沸くし、コーヒー飲む人にはちょっとおすすめです。(別にキャンプ関係ないんだけどね)これ、新品の状態だとピカピカに磨かれた上からクリアのラッカーがかかってて、使っていくうちにだんだんそれが剥げていって地金が出てきて酸化して色づいてくるという仕様になっているので育てていく感じが楽しめますヨ。磨けばまた光るし。



はい、モノの話が長くなりましたね、上の画像にもちょっと写っていますが翌日の元旦は本栖湖へ移動しました。本栖湖は浩庵というキャンプサイトでした。ここもちょっと混んでいましたが、ふもとっぱらとは違って普通のキャンプ場って感じです。普通と言ってしまいましたが、景色は世界屈指のレベルだと思いますヨ。
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夕方の本栖湖
暁の本栖湖

浩庵のキャンプサイトは本栖湖の湖畔まで車で行けてそこで設営できるオートキャンプ場で湖の水際ギリギリにテントを貼ることができます。ふもとっぱらもそれなりに景色の良いサイトですが前方の人のテントだとかが富士山との間に入ってくるのでそれがちょっと気になります(贅沢ですけれど)その点本栖湖では富士山との間に本栖湖の水面しかないという最高のビューなのです。
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ご来光

朝方はなにせ寒いので陽の光が待ち遠しかったです。風もなく凪いだ湖面が静かにゆらゆらとゆらめいていて、静けさの中で常にある動きといった感じがしました。


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本栖湖での晩御飯はすき焼きでした。私はすき焼きが1996年以来ぶりだったのでテンションがとても上がりました。

ふもとっぱらでは昼に焼肉と厚切りステーキ、夜に水炊きでしたので食が充実し過ぎていたきらいがあります。ありました。売店のあったりするキャンプサイトには持っていく食材は少なめにしておいて現地で調達したりしたほうが、あるいはちよっと足りないくらいで「もっと食べたい」って思うくらいのほうが良いような気がします。しました。
ことオートキャンプでは「大人の力」によって本来あるはずの不自由性がねじ伏せられてしまいがちです。キャンプに何を求めるのかは各々いろいろあるでしょうけれど、個人的には自然との繋がりや交感みたいなものを通じて、身体感覚を呼び覚ましたいみたいなところがあります。過酷な自然環境を征服するタイプではなくて自然環境の中に身を置くというスタイルです。
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「キャンプには自分で持てるだけの荷物を持って自分の足で行く」というのが今回私が感じた「私のキャンプスタイル」でした。今回これが実感としてわかっただけでも大きいと思います。私にはいうほど大人の力はありませんから大丈夫なのですが、オートキャンプなどでは装備的なレギュレーションを設けるなどしてみるのもおもしろいかもしれませんネ。



さて一行は、本栖湖を後にして四尾連湖へと向かいます。
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四尾連湖

ここも良さげなキャンプサイトでした。(閉まってたけど)友はここでチャイを飲みたかったのだそうです。お店が閉まっていると判るやいなや踵を返していました笑
(ここら辺で友と私の求めるものの根底にある違いが浮き彫りになってくる笑)

そういえば本栖湖から西へ下る際に南アルプスの雪を頂いた山々が見えてちょっと興奮しました。南アルプスを初めて見たからです。なぜか「女子高生が小川の石の上で濡れたスカートの裾を絞っている」というのが私の中の南アルプスのイメージだったので、どうしてそうなったのかはもう覚えていませんが、そのイメージが現実を目の当たりにしてまともな像となったわけです。
あと、南アルプスの山々も良かったのですがとりわけ北のほうに見えた八ヶ岳連峰がステキでした。
四尾連湖から身延へ抜けて、ほうとうとみのぶまんじゅうをいただいて南アルプス市へ抜けて帰りは中央道。身延の街中にあるナントカいうスーパーにも寄りました。

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というわけでこうして僕たちの旅は終わったわけで、これから実家に帰ったり粘土埋めしたり、来月はもうWFです。慌しくなりそうです!
ではまた。

# by alulualulu | 2020-01-03 12:15

近況

こんにちは

随分長い間放置してしまいました。
もう10月なのですね。前回が3月でしたからかれこれ半年以上ですか、早いものです。
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夏のワンフェスにお越しくださいました皆様、うちのキットをお買い上げくださいました方々、その節はどうもありがとうございました。
久々の夏のワンフェスでしたがおかげさまで完売することができました。
次回は冬のワンフェスです。
前回、新作の予告として"うさ耳女子中学生"とか言ってましたが例によって手が勝手に大人の女を削り出してしまう病が発病してしまってどう見ても中学生の身体には見えないなという感じになってしまいましたのでええ、"うさ耳女子高生(24歳)"くらいに思っていただいていたら大丈夫かと思います。
ちょっと自分でも何を言っているのかわからなくなってきましたが、まぁそういうわけなのでどうぞよろしくお願いします。
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進捗は7割くらいでしょうか。(胸元の炒めたイカみたいな部分はもっとシンプルになる予定です)
全体像はこれからガラッと雰囲気が変わるのですが、また機会があれば紹介できたらと思っています。

あとなんか最近寝ても醒めてもドリナリアのことばっかり考えてしまってちょっとどうかしてる感じがします。
数年前でしたか、「シダ道とは待つことと見つけたり」なんてうそぶいていましたが、そのあと静かに(シダはキリがない‥)って思ってクールダウンさせていたのですが、お風呂場に吊ったビカクやベランダのアグラオモルファを眺めているとついつい‥
それからたまに新宿御苑の温室だとかに行ったりして目が行くのはやっぱりシダなんですよね。
なのでキリがないとは分かった上で、気持ちに素直になろうと思うのでした。

やっぱりシダが好き。

あ、あとユーフォ。念願叶ってトゥレアレンシス(ハートマーク)

まぁそういうわけで相変わらずです。他の子らも元気ですよ。もうね、マラヤンなんか胴回り‥
それこそキリがないのでこの辺で。

ではまた。


# by alulualulu | 2019-10-06 06:40

WF2019Wを終えて

こんばんは

もうすぐ3月も終わってしまいますねこんばんは。
3月どころか平成すらも、終わってしまうのですね、あとひと月ちょっとで。

さて、久方ぶりの更新になってしまいましたが、皆々様お元気でしょうか。私は元気です。
先月はワンフェスがありました。前回、首のない子を展示していましたが、あれを完成させて持って行きました。
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WF2018Wのやつ↑
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今回はいつも使っていたシリコンじゃなくてKDK-TRADINGさんとこのシリコンを使って型をこしらえたのですが、いつもの倍くらいの量を抜くことができました。
会場ではいつになくたくさん方々に手に取っていただけて、ちょっと憧れていた”空になった段ボール箱を捨てて帰る”というのをやってのけるという快挙!お買い上げくださいました方々、本当にありがとうございました。


ところで、ワンフェスが終わると無性に縫い物がしたくなる病を患っている私ですが、今回はあれ、リュックサックを作ろうと思います。
オルトリーブの白い子が随分とくたびれてきましたので、それに代わるリュックを作ろうと思って。

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材料もぼちぼち揃ってまいりました。バリスティックナイロンとオーストリアルピンのバックルたち。
残すはナイロンのベルトとメッシュ地なのですが、現物を見て選びたいところなので来月の平日休みの日にでも材料屋に行ってこようと思います。

フィギュアに関しては次の子のデザインはほぼほぼ完成していてタイトルも決まっています。
ミニのドレスを着たうさ耳女子中学生。
タイトルは"White Rabbit"。

夏のワンフェスに出られたらまた制作途中の状態を展示しようかと思っております。

どうぞよしなに。



# by alulualulu | 2019-03-21 22:18


飼育観察工作日記


by ALULUALULU

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