<   2015年 01月 ( 10 )   > この月の画像一覧

木村さん

こんばんは

6勤6勤のロッキンデイズがようやっと終りましたこんばんは

明日はお休みですが、朝から予定がぎっちりでつ

さて、ここのところ生き物の話題が少なかったので今日はちょっとトカゲでも。

e0252746_22184893.jpg
e0252746_22194542.jpg
Lygosoma sundevalli

お正月に連れてきたリシングスキンク。どうやら脱ぐみたいです。
名前をつけてやろうと思って顔を見ていたら、なんだか木村さんに似ているような気がしてきて、そうするともうなんか木村さんにしか見えなくなってしまったので、"木村さん"に決めました。
木村さんていうのは、                                                                                                                                                                                              なのです。

e0252746_22292772.jpg
うん、木村さんだ。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-31 22:32 | Trackback | Comments(2)

ブラックはベタベタしない

こんばんは

そろそろ1月も終りますねこんばんは

2月になったらWFだとかがあるわけですが、モデラのほうはWFに浮かれる隙も無く、そそくさとなんやかや拵えております。バイスの上にコーヒーの入ったカップを載せてポンチなんて打つものだから、10発目くらいでカップはバイスから落下、ダークブラウンの液体が床にほとばしっております。


はい、モデラのほうです。忙しいです。お金が欲しいのでお小遣い稼ぎで働いております。はい。
あ、あとコーヒーもう一杯お願いします。
あれですね、ブラックだと拭き残しがあってもベタベタする心配が無くていいわぁーと、新しい発見がありました。
e0252746_21552748.jpg


日曜納品のベルトのバックルです。"MADE IN ITALY"ってあるけれど、これ、ベルトになっちゃったらイタリア製のベルトみたいになっちゃうなぁ・・・・とか思いつつ、まぁいっか。と、さくさくやっつけております。

ミシンのアームが冷たくて、ミシンかけるのがなんかこう・・冷たいです。はい。夏は冷たくてきもちいのになぁ・・・

それから、このベルトの他にも、塗装ブースの排気ダクトの設計だとかしてまして、提督のほうからオリョクルさせろ〜との声がひっきりなしです。
イラストレータはタブレットなんかでできたらいいのになぁ・・・とか思いつつ、もうちょっと待ってね!と、カタカタやっつけております。
設計図が出来たらプリントアウトして、現場に持って行って修正箇所なんかにペン入れしたりして、またイラストレータ上で修正したりを繰返してます。
ほんとは全部モニタ上で出来ちゃうと楽なんですけれども、実際の雰囲気や作業性云々諸々、現場でないとわからないことが多いので、行ったり来たりは仕方が無いですね。建築物だとか機械だとか、最終的には使うのは生身の人間ですから、計算やなんやでは見えない部分ていうのは多々あるわけでして・・・・ってもうこんな時間!



さ、もうひとがんばりっす。


じゃ!
[PR]
by alulualulu | 2015-01-29 22:29 | Trackback | Comments(0)

いそがしさに包まれたなら

こんばんは

一週間、瞬く間でした。

今日はお休みでしたが、また明日から6勤です。先週も6勤でしたので、6勤6勤と連続で6勤のロッキンオンですこんばんは

さて、さて。
さてといったところでなんにもでてきませんが・・・
そろそろ更新しておかないとそのまま消えてなくなってしまいそうなので、ここらで更新、しときます。
あれですか、ちいさいころは神様がいましたか、いませんでしたか、どっちですか。

e0252746_1812772.jpg
Python curtus brongersmai


この一週間

・みんなのMacのスロットがいかれてしまいました。
修理をお願いしようと思ったら、それにかかる費用でテレビとDVD/BLプレイヤが買えることに気づき、いよいよか・・・・と思いました。

・モデラのほうがプリンタだとかを買いました。
Macがアレで、付属のドライバソフトが使えない云々で、手動で接続をするハメに。10数桁のコードをプリンタ本体の小さなゴムのボタンに手打ちで、しかも間違うというのを3回繰り返して、ようやく接続に成功した模様。
e0252746_1850525.jpg

また、塗装ブースとかいう機械を買ったのはいいけれど、その意外な大きさに、当初予定していた設置場所に収まらないとかで、急遽塗装専用のテーブルを作ることに。
とっておきの600×600のスペースを占有し、皆から(主にあたし)顰蹙を買っている様子。
e0252746_19323246.jpg




・提督のほうは「今年は駆逐艦をピンクに染める!」とか言いつつ、相も変わらずにオリョールクルージングに明け暮れ、言ってる事とやってる事の差がどんどん開いていっているご様子。
現在まるゆさんはLv.85に達した模様。
e0252746_18524541.png

まるゆさんの「そぉれ〜」が聞きたいがために、無改造まるゆも育てるのだとか。


とか。

まぁいろいろありつつ。

「おちこんだりもしたけれど、私はげんきです。」



e0252746_1973165.jpg
Gehyra marginata



さ、来週もがんばっていきますかぁ!えいえい!
[PR]
by alulualulu | 2015-01-25 20:11 | Trackback | Comments(0)

いっぱいいっぱい

こんばんは

なんだか年が明けた事が嘘のような1月ですがこんばんは

ここのところいろんな事を同時進行させていて、どれもこれも中途半端でなんとも記事にしにくいのですが、普段よりもかなり活動的に活動しておりますので、諸々、カタチになってきたらまたお伝え出来ればと思っております。
e0252746_252278.jpg
Marcgravia(?) sp.

ここのところ活発に成長しているマルクグラヴィアの一種。連れてきた時についていた葉と比べて、なんとなくマットな葉を展開中。育成環境の如何によって表情を変える植物は、いろいろ試し甲斐があっておもしろいですね。

さて、面白いのはいいのだけれど、温室がそろそろいっぱいいっぱいです。
いっぱいいっぱいなのでいっぱいいっぱいなのですが、いっぱいいっぱいなりにもう少し、手を加えていきたいところです。
こういうの、制約があるからこそ楽しいのかもしれません。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-18 03:19 | Trackback | Comments(2)

Project-Alulu

こんばんは

特にお伝えするような事もないのですがこんばんは

近頃モデラのほうが何やら企んでいるようで、今年の予算枠をごっそりもっていきました。
ねずみちゃんや首チョッパの記事も最近めっきり見なくなりましたが、当人はそんなことお構い無しで、そそくさとなんやかや進めております。
e0252746_0291139.jpg



あ、そうだ、昨日、サイコパス観に行ってきました。特に深く感銘を受けたシーンなんかは無かったのですが、大口径ライフルの射撃音がかっこいい映画でした。あとそれから、本編が始まる前の予告で、あたしは初めてイオナちゃんの動いてるところを見たのですが、なんだかそれだけで涙が出ました。あれからもう1年か・・・とか思いつつ、アルペジオ、観に行こうと思いました。
あと伊藤計劃。


今年もいろいろおもしろそうですね。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-15 00:54 | Trackback | Comments(2)

ERY・ERY the ORANGE(仮)

こんばんは

遅ればせながら、KILL la KILL観始めましたこんばんは

なんだか久しぶりのノリのアニメです。どれくらい久しぶりかっていうと、フリクリくらい久しぶりです。フリクリは確か前世紀のアニメでしたから、かれこれえーと、あれ?今何年になったんだっけ?

ともかくまぁ、久しぶりに楽しくアニメ観てます。はい。あいえ、物語シリーズとか、あとなんだ、けいおん!とか、他にもたくさんどハマりしたアニメはありますが、フリクリみたいなノリで観られる楽しいアニメという点で、はい、楽しく楽しんでおります。

先日、K君が立川よりも遠いお家から、全巻セットその他諸々なんやかやをでっかい袋一杯に詰めてですね、夜中に貸しに来てくれたんです。

「あるるさん観てくださいよ!

  コメンタリとかメイキングとかも入ってますから!

    朝まで観ちゃいましょうよ!!!!!!!!!!!」


って。


「重かっただろうに・・・・

  でもK君、うち・・

    まずうちさ・・・ブルーレイ観られないんだよね・・・・」



翌日、K君はまた重い荷物を抱えて帰っていきました。

重い荷物を抱えるそんなK君の背中を見てあたしは、強く心に決めたのです。

「よし!TSUTAYA行こう!」



まぁそんなわけで観始めましたKILL la KILLなのですが、マコちゃん・・・・そう、マコちゃんともっと早くに出会いたかったです。



さ、エリエリです。昨日脱いでました。
e0252746_23503652.jpg
e0252746_23505541.jpg
Nerodia erythrogaster erythrogaster

だんだん赤が濃いオレンジになってきたような。どことなくオレンジチョコみたいなふいんきを醸し出してきました。オレンジ味のチョコレートじゃなくて、オレンジ味のオレンジ色の糖衣で包まれたチョコレート。

あれ食べたいな・・・・どこのチョコだったっけかなぁあ
[PR]
by alulualulu | 2015-01-12 00:32 | Trackback | Comments(2)

金いろのひるさがり

こんばんは

だらだらとなんやかや記事を打ちつつ、パン食べたりしてたら原稿全部消えましたこんばんは

提督のほうも、「よし!今週の北方任務、完っ!」とか言いつつ、任務画面で右側が空っぽの80%の緑のマークを見て言葉を失っていました。

なんとなく今日は、いろいろとぐだぐだなんです。


さて、先日連れてきたリシングスキンクですが、なかなか出てきてくれません。朝、ふやかしたレプトミンを置いてあげると、夕方には消えているのでお食事はちゃんと済ませているようなのですが、ほとんどの時間、土の中でねんねんしてるみたいです。

「おい、そろそろ目を覚ましてくれないか?」

ソープさんよろしく自然とそんな台詞が出てくる昼さがり、いざ・・・

その存在感は言うに及ばず、あたしの頭の中で、α波が渦を巻くのでした。
e0252746_2515654.jpg
Lygosoma sundevalli



さ、耳かきでも聴くかな
[PR]
by alulualulu | 2015-01-11 03:29 | Trackback | Comments(2)

管理人さん

こんばんは

・ズィビレベルゲマンのポートレートの女の子、誰なんだろうな・・・

・紐をくくりつけた牛の頭からウナギがにょろにょろ出てくるシーンだけが思い出せる、あの映画なんだったんだろうな・・・

そんななんとなく疑問に思っていたモヤモヤが、偶然同時に解決できましたこんばんは

"ブリキの太鼓"、いい映画です。



さて、今日は重度の引き蘢りのクモが頑なに閉ざしていた扉を開けてみました。っていうか、扉は開かなかったので、巣ごと取り出して、切開してみました。
e0252746_23153095.jpg
左側のまるい部分がドアです。そう、タンザニアトラップドアです。

そしてこのドアの管理人さんであるところのスパイダーのほうはというと、取り出された巣を底面から切開されて、おしりを丸見えにされながらも、最後まで固くドアを閉じておりました。
おかげでどんなふうにドアを固定しているのか、よーく観察できました。
e0252746_23242812.jpg
管理人さん(Gorgyrella sp. Tanzania)

管理人さんは、第一歩脚と第二歩脚、そして牙と触肢を使って、不織布のようなドアの裏側に、ガッチリ喰いついておりました。飼っている方はご存知かと思いますが、何気に、っていうかめっちゃ固いんです。このドア。
また、巣穴本体を展開していじってみたのですが、布と同じように、縦方向には強く、横方向には多少伸びるという性質があることもわかりました。個体の成長に合わせ、縦方向は穴をより深くすることでそれに対応し、横方向のボリュームは、糸で編まれた壁を伸ばすことで、巣穴の容積を拡張するみたいです。


そんなわけで今回、実に半年振りくらいに管理人さんのお顔を拝見させてもらったわけなのですが、けっこう育っておりました。
新しく用意したケージにはより深く巣穴を作れるように、たくさんの土を用意してあげました。
次は夏頃に、またお会いしましょう。さようなら。


あれ?・・・そういえば・・・・

脱皮殻、脱皮殻は?


少なくとも2回くらいは脱いでるはずなのですが、脱皮殻は確認できてないんです。タランチュラなんかだと、巣穴の外にポイって出してくれたりするんですけれども、この子はどうやら違うみたいです。巣穴の中もきれいでしたし・・・・
巣の中で分解して、壁の外にでも出してしまうんでしょうか。

ちょっと謎です。


ま、いっか。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-07 00:12 | Trackback | Comments(4)

飾りじゃないのよ手足は

こんばんは

新年あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたしましてこんばんは

連休、あっという間でしたね。まぁたいがい連休なるものはあっという間と相場は決まっているみたいですけれどもね。うん、残り一日、思う存分だらりと過ごしたく申し上げます。

さて、昨日は実家からの帰り道、中野に寄って参りました。例によって新年のお買い物です。思えば去年はお正月になんにもお迎えしていなかったなぁ、今年はあれかな、ラブリッジなんちゃらかんちゃらでもお迎えしようかな、とかなんとかぶつぶつ言いつつ覗いてみたのですが・・・


「やっぱり手足は欲しいなぁ・・・この子に手足がついてたら完璧なんだけどなぁ・・・」

「足なんて飾りです。エロい人にはそれがわからんのです。」

「ハッキリ言う・・気に入らんな・・」

「っていうかこの子、手も無いじゃない?」

「えと・・・手も飾りです!」

「えぇぇぇ・・・」

「あ、いえ・・」


とかいう押し問答の末、ラブリッジなんちゃらはやっぱり保留になりました。
いや、確かにラブリッジリムレスとかアコンティアスだとか、かなり魅力的なんですが、某ねこさんとこのミモダエの動画を見て以来、あの、あってもなくてもいいような手足に魅かれてしまっている自分がいるのです。

いたのです。

そうしたら、いたのです。

目線よりかなり高い位置にはめ込まれたケージに付いたラベルを読むと、サンドヴァール・・・・
サンドヴァール、サンドヴァール・・・サンドヴァールって黄色のやつだったっけかな?とか思いつつ、バイトの女の子に頼んでケージを出してもらい、床材の中から掘り起こしてもらったそのトカゲは、あたしが思っていた以上に滑らかに光り輝く金色の・・・!

「やだ・・・なにこの子! だめっ!心臓から鼻血が出ちゃう!!」


2015年新春早々、中野のお店の中で、内心は目の前のトカゲ同様に身悶えつつも、ポーカーフェイスでしれっと「この子ください」と言い放ったあたしがいたのでした。


e0252746_23571252.jpg
Lygosoma sundevalli
e0252746_0351548.jpg


胴体からのグラデーション、まるで白熱しているかのようなしっぽです。

というわけでサンドヴァールリシングスキンク。新しい仲間です。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-04 01:43 | Trackback | Comments(4)

ALULU'S ADVENTURES IN WANDERLAND

金いろのひるさがり、わたくしたちはそろってゆったりと川をのぼっていった。

二つのオールをぶきっちょに、幼いうでがこいでいたから、曲がりがちなボートを、幼い手がまっすぐに向けようとつとめても、むだだった。

ああ、いじわるな三人!こんな時間にこんなねむたい空もようの下で、どんな小さな鳥の毛をそよがせるにもよわすぎるわたしの声に、お話をせがむとは!

でも、ただひとりあわれな声が三人そろいの幼い舌にかなうだろうか?

女王きどりで年上の子はその勅令を「さあはじめて」と布告してやめず、
ふたりめは、もっとやさしい声でせがむのだ、「おもしろいお話でなくてはいや」と。
そうすると、一分いちどのわりあいにしろ
末の子も話のじゃまをしようとする。

やがて、にわかに口をつぐむと、みんな夢見ごこちになって、あらあらしくて新しい魔法の国を通りつつ、夢の少女のあとを追った。

小鳥やけものとたのしくおしゃべりを交わしつつ、なかばそれがほんとうと思ったのだ。

そしてやがて話はとだえ、空想の泉もかれて、つかれたわたしが、お話をやめようと
息たえだえにがんばって
「あとはこのつぎ」と言うのだが、
「もう今がこのつぎなのよ」とたのしげに三つの声はさけぶのだ。

こんなふうにふしぎの国のお話は大きくなった。
ひとつ、またひとつ、こんなにゆっくりと。
風変わりなできごとを、打ちだすには苦労が要った。

でも今お話は、できあがり、わたしたち、たのしいクルーは、帰りのかじを取ったのだ、沈む日の下で。                                                                                                                             ルイス・キャロル





元旦に実家に帰ってみると、妹と、その子であるところの甥と姪が帰省しており、今年五つになる甥のほうが出し抜けにあたしにこう言ったのです。

「ねこはしんだ」

まるでカミュの小説の冒頭のような台詞に一瞬たじろいだあたしですが、続けてあたしも声に出して言ってみました。

「ねこはしんだ」

そう、猫は死んだのです。
猫とはつまり、アルルのことです。アルルとはつまり、あたしの飼い猫であるほうの、アルルです。去年の9月のことでした。
当時のアルルはもうすっかりおじいさんになっていて、尿管結石の手術を3度も受けていました。あたしも家族の皆も、アルルがもう長くは生きられないと悟っていたのです。最後は心臓が弱ってしまい、食事も受け付けられなくなり、衰弱して亡くなってしまいました。


ここで生前のアルルについての物語を語り始めるには些か抵抗があって、というか、ここでそれを開示してしまうと、思い出自体が変質を起こしてしまいそうな気もしますし、何より、アルルとのエピソードを挙げれば枚挙に暇がありませんので、それらはあたしの中だけにしまっておく事にします。
そんなわけで、ここではアルルが亡くなってからのあたしに焦点を当てて進めて行こうと、そんなふうに思います。
はじめに断っておきますが、決しておもしろいお話ではありません。
正月早々、飼ってた猫が死んだ話なんて、聞きたくもないかもしれませんが、そこはあたしのいじわるな性格だと思って、受け流していただければ幸いです。
それにまぁ、いつまでも語らずにいられることでもありませんし。
今回たまたま、いい機会が訪れたってだけのお話だったりするのです。


それは9月の4日のことでした。
「アルルが死んじゃったよ」
お昼休憩の時に着信履歴を見た瞬間、およそ察しはついていたものの、実際に声に出されて聞いた言葉に、あたしは全身の力が抜けるような感覚に襲われました。
襲われた、というよりは寧ろ、包まれた、と言ったほうがしっくりくるかもしれません。なんとなく全身を、白い水カビみたいなモヤモヤで包まれたような、そんな感覚でした。

15年の間、いつか訪れるであろうその瞬間を、あたしはどう受け止めるのか、そもそも受けとめられるのか、その答えが出ないままに、その時はやってきてしまいました。
覚悟だとかそういった類の理屈は案外、すんなりと出来るものだったりするようにも思うのですが、それとは別の、もっと深い、感覚の部分というか、自分の中での大きな存在の喪失に対して、どう対応していいものなのか、もっと言えば、自分はこれから先どうなってしまうのか、そんな言ってしまえば自分勝手な気持ちの整理をしなければならないような、そんな気になっていたように思います。
今思えば、どうしようもないことを自分なりにどうにかしようとしていたのだと思います。

そんなあたしは、アルルの訃報を受けた当日、急いで実家に戻ろうとはせずに、なにかに誘われるように上野に行ったのでした。
白いモヤモヤに包まれたまま、
フラフラと、
クモを買いに。

そう、あたしはそういう人間なのです。もっとも、祖母が亡くなった当日、やはり家元を離れて一人暮らしをしていたあたしは、ビデオショップの暖簾の奥でその訃報を聞き、それでもしっかりとビデオを借りるような人間だということを自分でも理解していましたから、別段おかしな行動だとは思ったりはしないのですが、やはり一歩引いて見ると、そこは違うだろう!と、強く否定出来るような常識めいた理性も、あるにはあるのです。そう、普通だったら。

客観的に見れば、それがどうかしちゃってるって自分でもわかるのは先に言った通りなのですが、どうかしてしまっている状況下では、やはりどうかしちゃってるっていうような行動をとってしまうものなのだと、そんなふうに思います。

そしてクモを買いに上野へ行ったあたしは、あの最近よく出てくる赤いヘビに出会うのです。

エリエリ。

まるで赤い靴のお話のような話ですが、実際にそれからは取り憑かれたかのようにその赤いヘビにのめり込みました。ここをご覧の皆様方にはその異様とも言える登場っぷりに合点がつくかと思います。
また、その時に買ったクモは、10数年前に、そのグレーの体毛がアルルに似てるっていうところが気に入ったクモでしたので、そちらもあたしにとってはいわくつきの、言ってしまえばアルルのマスコットみたいなクモだったのです。

再会と出会い、そして決定的な別れが綯い交ぜになった夜でした。



翌日、アルルの亡骸を焼いてもらう為に実家に戻ったあたしは、冷たくなったアルルを前に、普通に悲しみ、普通に泣いていました。
しかし心の中ではもっと複雑な感情が渦を巻いていたのです。

ちゃんと向き合えていないんじゃないか。

そんな感覚が、ずっと後にも残ったまま、今に至っているのです。
5歳にも満たない幼い甥の言葉に、今回、少しだけその現実に向き合えることができたような気がしないでもないのですが、「ねこはしんだ」と声に出した自分を、あの時と同じ白いモヤモヤが包んでいた事は言うまでもなく、今こうしてこんな風にどうしようもないお話をつらつらと打ち連ねている事自体が、やっぱり白いモヤモヤのせいなんじゃないかと、そんなふうにも思うのです。


とか。

自分が生きている以上、どうしても避けて通れないのが身のまわりに起こる死という現象なのだとは思いますが、そんなふうに割り切ってみたところで、やっぱりどうしようもない、の一言に尽きるような気がします。
どうしようもないことをどうしようもないことと割り切ることも、やはりどうしようもなく無理な事なのかもしれません。

ただ、それも案外悪くはないんじゃないかな、っていうのが正直な気持ちだったりもします。
どんなに悲しくたってお腹が空くみたいな単純な話ではないのかもしれませんが、例えば最悪な気持ちと最高の景色とが同時に訪れることだってあるわけで、もしかしたら心のどこかで、そんな救いにも似た何かを掴もうと、必死でもがいていたが故の行動だったりもするんじゃないかと、そんなふうに思います。

あたしは自他共によく、諦めの長閑さの中にいる人間だと認められている節があるのですが、案外、そうでもないんじゃないかなぁなんて、自分の中の強かさみたいなものを感じられたりもして。
極端に言えば、それがあれば生きていけるんじゃないかな、なんて知ったような事を言って、いい気持ちにだってなれたりなんかするのです。



そんなわけで、「あとはこのつぎ」と、先送りにしていた事を、ようやく「もう今がこのつぎなのよ」と自分に言い聞かせる為の、そんなどうしようもない長話でした。


さ、そうこうしているうちに今年もゆるりと始まりました。お正月らしいことは何もしていませんが、とりあえずお餅でも焼きながら、新年の抱負だとか、そんなような事でも考えてみたいと思います。
[PR]
by alulualulu | 2015-01-02 20:04 | Trackback | Comments(4)


飼育観察工作提督日記


by ALULUALULU

プロフィールを見る
画像一覧

検索

タグ

(229)
(153)
(147)
(110)
(90)
(74)
(52)
(39)
(36)
(33)
(33)
(29)
(25)
(21)
(17)
(16)
(13)
(13)
(11)
(9)

以前の記事

2017年 03月
2017年 02月
2017年 01月
2016年 12月
2016年 11月
2016年 10月
2016年 09月
2016年 08月
2016年 07月
2016年 06月
2016年 05月
2016年 04月
2016年 03月
2016年 02月
2016年 01月
2015年 12月
2015年 11月
2015年 10月
2015年 09月
2015年 08月
2015年 07月
2015年 06月
2015年 05月
2015年 04月
2015年 03月
2015年 02月
2015年 01月
2014年 12月
2014年 11月
2014年 10月
2014年 09月
2014年 08月
2014年 07月
2014年 06月
2014年 05月
2014年 04月
2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
2013年 12月
2013年 11月
2013年 10月
2013年 09月
2013年 08月
2013年 07月
2013年 06月
2013年 05月
2013年 04月
2013年 03月
2013年 02月
2013年 01月
2012年 12月
2012年 11月
2012年 10月
2012年 09月
2012年 08月
2012年 07月
2012年 06月
2012年 05月
2012年 04月
2012年 03月
2012年 02月
2012年 01月
2011年 12月
2011年 11月
2011年 10月

最新のコメント

きゃりこさんこんばんは ..
by alulualulu at 02:02
ヒゲと言うとキャット系っ..
by きゃりこ at 22:53
きゃりこさんおはようござ..
by alulualulu at 05:43
ベロでックスですねわかり..
by きゃりこ at 19:54
きゃりこさんこんにちは ..
by alulualulu at 17:20
一瞬タイトル、ベロネソッ..
by きゃりこ at 20:58
きゃりこさんこんにちは ..
by alulualulu at 14:04
明けましておめでとうござ..
by きゃりこ at 08:53
mmmさんこんにちは ..
by alulualulu at 13:45
アルルさんこんばんは。 ..
by mmm2501 at 22:33

画像一覧